昨年の１１月にフランシス・レイ さんが亡くなったばかりで、今度はミッシェル・ルグランさんの訃報。
フランスの映画音楽作曲家の双璧が消えたのは寂しい限りだ。
「シェルブールの雨傘」や「思い出の夏」の主題歌は、今でもよく演奏する機会がある。
それ以外の曲でも、美しいメロディー、洗練されたハーモニー、感動的な転調など魅力が沢山あって、
どれも甲乙つけがたい名曲揃いだ。
一度だけブルーノートでトリオ演奏を聴く機会があったが、楽しそうにアドリブを弾きまくる姿は、
映画音楽の大作曲家ではなく、ジャズピアニストのものだった(ちなみに、その時のベーシストは
超絶技巧で有名なブライアン・ブロンバーグ）。
ライブ終了後に握手してもらったのが良い思い出だ。
「思い出の夏」（Summer Knows）をフランス語で弾き語りしている映像。
